第66回輝く!日本レコード大賞で「新人賞」を受賞した小山雄大(こやまゆうだい)を皆さんはご存知でしょうか?
2歳で歌、4歳で民謡、小学2年で三味線、「のど自慢大会」史上初の中学生グランドチャンピオン、2024年4月10日に『道南恋しや』で歌手デビューを果たした彼のプロフィールや経歴を詳しくまとめてみました。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
【演歌歌手】小山雄大(こやまゆうだい)がレコード大賞で新人賞を受賞!
歌手デビューして約半年ほどで、新人賞受賞は素晴らしいですね!
小山さんも
「歴史ある賞をいただけることをすごくうれしく思っています。1年間の感謝を込めて歌わせていただきます」
と歓喜のお言葉を残しています。
表彰式
2024年12月5日の表彰式では白いスーツ姿で登場。白がよくお似合いですね!
経歴やプロフィールは?
プロフィール
本名は小山田祐輝(こやまだ ゆうき)さんです。
小山雄大(こやま ゆうだい)という芸名には、
「事務所の先輩の三山ひろしと比べ、今は小さな山だが、いつか古里の北海道のように雄大で大きな山になってほしい」
との、師匠の作曲家・弦哲也氏の願いが込められています。
職業:演歌歌手
出身地:北海道札幌市
生年月日:2003年3月5日(現在21歳)
身長:157cm
特技:マジック
所属:ミイガンプロダクション所属
デビュー日:2024年4月10日
デビュー曲:「道南恋しや 」
キャッチコピー:-全国民の孫
キャッチフレーズ:北の大地から現れた “マジックボイス ”
小山さんには高校1年の時から本格的に始めた「マジック」という凄腕の特技があります。
トランプを使ったカードマジックが得意で、数百種類できることから周囲が驚くほどの美声とかけ合わせて早くも
「マジックボイス」と言われるようになりました。
氷川きよしさんの曲に夢中になり、2歳で歌い始める
母に女手一つで育てられた小山さんは、2歳のころからテレビで流れる氷川きよしさんの曲のとりこになり、歌い始めていたんだそうです。
この時から演歌に惹かれていたんでしょうか?
「はっきりした記憶はないのですが、親から聞いたり残っている映像などを見たりすると、その頃から演歌が好きだったようです。
引用元:うたびと
演歌というより氷川きよしさんの歌が大好きだったという方が正しいかもしれません。
特によく聞いていたのは『きよしのズンドコ節』でした。
パ~ンと抜けるような高音が、聴いていてすごく気持ちよかったです。
それに最初に聴いたのが、いわゆるド演歌ではなくて、『きよしのズンドコ節』だったのも、子どもにとっては入りやすかったのかもしれません」
それ以降、家に帰ったら氷川きよしさんのDVDを見ながら一緒に歌うのが日課で、車の中でもずっと歌を聴く日々を過ごしていましたが、小学生になっても続く「氷川愛」に、友達とは話が合わないこともあったそうです。
4歳で民謡を習い、少学2年で三味線を弾き始める
お祭りで津軽三味線を聴いて、最初は三味線に興味を持った小山さんでしたが、当時4歳だったためもう少しおおきくなってからということで、まずは歌の勉強をすることにしました。
念願の三味線を習い始めたのは小学2年生からでした。
小学生でピアノとかヴァイオリンとか習っている人は身近にいましたが、
「三味線習ってます!」っていう人はいなかったですね。
音楽全般習っている人に思うことですが「○○弾けます」って言えるの、かっこいいですよね。
小学校、中学校時代は、多くの民謡大会で好成績を収める
「道南口説節全国大会幼年の部」優勝(2009年)を皮切りに、
小学校、中学校時代は、「全大阪みんようジュニアフェスティバル」「江刺追分全国大会」などで優勝という好成績を収めました。
氷川きよしからコンサートで声がかかる「一節歌ってみて」
小学生のある日、氷川きよしさんのコンサートに行った時小山さんおアンケートが読まれ、声をかけてもらったんだそうです!
『氷川さんのような歌手になりたいです。今、民謡を習っていますが、どうしたらいいですか』
引用元:うたびと
みたいなことを書いた僕のアンケートが、なんと氷川さんに読まれたことがあって、さらにステージ上から
「一節歌ってみて」
って声をかけていただいたんです。『道南口説節』を歌ったら
「上手だねぇ。将来は一緒に紅白に出ようね」
というお言葉をいただきました。嬉しかったですし、頑張ろうと思いましたね。
これは演歌歌手を目指すモチベーションが爆上がりですね!
それにしても指名を受けてさらっと歌って見せた小山さんはすでにメンタルが強いですね。
NHKのど自慢:史上初の中学生グランドチャンピオンに輝く:2016年
12歳の時に、北海道の岩内町で収録が行われた「NHKのど自慢」に氷川きよしさんがゲスト出演されると聞いた小山さんは、出場を決意。
チャンピオン大会において氷川きよしさんの『獅子』を歌いグランドチャンピオンに見事輝きました!
その年からチャンピオン大会の出場年齢が中学生からに下がったことで、「史上初の中学生グランドチャンピオン」となりました。
師匠と出会い、中学生の間は2カ月に1回東京に通う
氷川きよしさんに会いたい一心で「のど自慢」に出場した小山さんでしたが、グランドチャンピオン大会に出たことで師匠の弦哲也先生と会うことができました。
大きなチャンスを逃さないよう、中学生の間は2カ月に1回くらいの頻度で東京の先生のところまで歌のレッスンに通うようになりました。
上京!作曲家・弦哲也氏の元でレッスンスタート!そして苦戦!:2018年
高校進学を機に、15歳で母親と上京し、歌手を目指して弦哲也氏のレッスンも本格スタートしました。
どうやら一人暮らしがダメな高校だったようです。
師匠の元で本格的なレッスンがスタートしましたが、演歌の歌い方に苦戦を強いられました。
「民謡はお師匠さんについて習ってきましたが、
引用元:うたびと
演歌は自分なりの歌い方でやってきたものですから、全部が民謡調になってしまっていました。
コブシはいらないと言われまして、まずはコブシを取るのに苦戦しました。
演歌にもコブシはありますが、それは味付けであって、僕の(その頃の)歌は〝塩味タップリ〟で食べられたものではなかった。
演歌の歌い方をそこで初めて知って、マスターできるようにと必死に頑張りました」
「コブシはいらない」と言われることもあるんですね。
「塩味たっぷりの歌」という表現は面白いです。
事務所「ミイガンプロダクション」のオーディションを受け合格:2023年8月
師匠:弦哲也氏から芸能事務所「ミイガンプロダクション」の社長・松前ひろ子を紹介され、2023年8月にオーディションを受けました。
オーディションでは歌と三味線を披露して、見事合格し、芸能事務所に所属することになりました。
LINEで知らされた念願のデビュー『道南恋しや』:2024年4月10日
待ちに待った念願のデビューは、事務所の社長:松前ひろ子さんよりLINEで
「4月10日に決まりました」
と知らされたそうです。
すぐに子どもの頃から民謡や三味線などを習わせてくれて、女手一つで育ててくれた母親に報告した小山さん。
母親からは「小さい頃からの夢が叶って良かったね」と言ってくれたそうです。
そしてデビュー曲は、小山さんの故郷・北海道道南地方の地名が散りばめられた望郷演歌『道南恋しや』が選ばれました。
この『道南恋しや』は、2年前ほから弦先生からいただき、ずっと練習してきた曲なんだそうです。
小山さんの思い出がいっぱい詰まった地名がたくさん出てくるので、北海道の情景が思い浮かびそうですね。
デビューに際して、小山さんのキャッチフレーズは「全国民の孫」となりました。
このキャッチコピーについて、小山さんは以下のように語っています。
10年後も20年後も、孫のように愛される親しみやすい歌手でいたいと思っています
引用元:うたびと
最初聞いた時は「全国民の…孫!?」と不思議な感じがしましたが、小山さんのことを知れば知るほど、「なるほど、童顔だし確かに孫っぽいかも」と思うようになりました。
親しみやすい小山さんにぴったりだと思います。
経歴まとめ
●2009年、2011年、2015年 道南口説節全国大会幼年の部、少年一部、少年二部でそれぞれ優勝
引用元:公式
●2012年、2015年 全大阪みんようジュニアフェスティバル全国大会にて第二部、第三部で優勝
●2012年10月19日 NHKすべてはこの日のために〜江差追分全国大会50年
●2014年07月30日 テレビ東京:カラオケバトル
●2015年04月19日 NHKのど自慢岩内大会
●2015年08月30日 NHK第28回日本民謡フェスティバル2015 〜小学生チャンピオン〜
●2016年01月11日 NHKのど自慢チャンピオン大会:氷川きよしの『獅子』を歌いグランドチャンピオン
●2016年04月13日 HTBイチオシモーニング.イチモニ発掘隊
●2016年11月14日 STVどさんこワイド福永探偵社
●2017年09月24日 テレビ東京ミライモンスター
●2018年 上京→作曲家・弦哲也氏の元でレッスンをスタート
●2022年12月11日 NHK民謡魂旭川市
●2023年8月 芸能事務所「ミイガンプロダクション」オーディション合格
●2024年4月10日 キングレコードより『道南恋しや』でデビュー
まとめ
第66回輝く!日本レコード大賞で「新人賞」を受賞した小山雄大さんのこれまでの経歴やプロフィールをまとめてみました。
氷川きよしさんの曲が大好きで、2歳の頃から歌を歌い始めていたという驚異のエピソードを持つ小山さん。
幼少期から民謡や三味線に慣れ親しみ「のど自慢大会」で史上初の中学生グランドチャンピオンに輝いたことがきっかけで本格的に歌のレッスンをスタート。
高校卒業後に、上京し、望郷演歌『道南恋しや』で念願の歌手デビューを果たしました。
これから小山雄大さんはどんな輝かしい活躍を見せてくれるのでしょうか?
今後の活動が楽しみですね。